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部屋には涅槃仏が悠々と横臥しております。
ようこそ、わたしの部屋の仏壇をご紹介します。
確か、今から約7年前の平成27年の12月頃に縁あってわたしのもとへ来た涅槃仏さんの常楽我楽を表してる仏像です。
味わい深くシンプルで洗練された仏像であります。
素材は、ダンボールです。
この涅槃仏さんは、真言宗醍醐派の流れを汲む真如苑から頂いたお仏像さんであります。
わたしは、幾度にも於ける輪廻転生をし、様々な界へ衆生済度へ行きました。
そして、済度した衆生と共に幾度にも於ける涅槃を行なってきました。
涅槃の際は大般涅槃経を読み上げこの涅槃仏を観て、同じ姿勢で横臥し、
心穏やかに涅槃を愉しむのでした。
雑念が寂滅した心は、静寂そのもので、
宇宙に存在しているような感覚で、鳥や虫の声などは無碍となり全てが一つになる世界となるのです。


穏やかな心の状態を表しておる仏さんです。
この由緒ある涅槃仏さんが横臥している場所は、仏の世界観を現していました。
木や草に囲まれて動物もいる林園を意味し、鹿の角は鹿野苑(ろくやおん)を現しておりお釈迦さんが悟りを開いたのちに最初に説法をした場所のイメージで構成されています。
そこには、仏となったご先祖様や木や草などの植物や動物たちと共に自然の中で穏やかに暮らす仏達の世界観でもあるのです。
真如苑の薄い経と日蓮宗の顕正会日蓮大聖人の仏法があり顕密でもあります。
様々なものや命が調和している世界なのです。
自然環境を大切にして、仏の法を大切にし、ご先祖様を大切にする。
これは共に道を歩んだ仏同志の関係が平等で、皆それぞれが宇宙万物の構成要素である六大であることも意味しております。
一即一の関係とも言えます。
一は即ち一つ、
真如一如となります。
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