
経験:大日如来こと岡本浩治
〜12歳
昭和43年8月19日~56年3月
小学生時代:交友関係は狭く学問への関心は全く無かった。唯一の教科は図工が好きで得意でした。よく、動物図鑑を見ながら模写するのが好きでした。人前で発言する事が出来ず、思いを 絵で表現していたのかもしれません。
12歳〜15歳
昭和56年4月~59年3月
中学生時代:気付いたらタバコを吸うようになり、酒も飲んでいた。シンナーを吸うと綺麗な世界に居れた。虐めの連鎖の中に居た。他から虐められ他を虐めていた。上下関係の厳しい不良の世界に居た。14か15歳で社会から離脱していた。
15歳〜18歳
昭和59年4月~62年4月
高校生時代:16歳になる夏の日に性の初体験をした。そして歌舞伎町の夜の街で半年ほど毎週遊んだ。音楽と踊りと酒とタバコとSEXしか無かった17歳。卒業までの1年以上は孤独だった。恋愛をし打ちのめされていた。渇愛であった。
18歳〜19歳
昭和62年4月~63年3月
金に目覚める:生きる目標が無く、無駄に予備校へ行き退屈を紛らわせていた。育て親から不動産の資格を取れば車を買ってくれると言うので猛勉強をして資格を得た。やれば出来るんだな。と初めて思えた。これを機に行動的になる。動機は 金 だった。
19歳〜22歳
昭和63年4月~平成2年
金の正体を観る:日本経済はバブルの頂点で社会人となり数百万の給料を得て思うままに生きた。好きな物に囲まれて。すぐにバブルが弾け給与の何倍もの借金が残りドン底へ進路が変わった。多分1,000万円くらいの借金だったと思う。金の強さと無実存性を垣間見た。
22歳〜24歳
平成2年~平成4年
裏社会へ:殆どの所持品は換金し借金返済に充て、嘘をついて他者から金を借りた。裏カジノの店員をしながら金を貯めた。その時に覚醒剤と出会った。猜疑心に満ちた世界が出来 ていた。嘘と暴力と金と嫉妬が身体に満ちていた。
24歳〜29歳
平成4年~平成9年
悪人として:縁あって、スキューバダイビングの店で働く。自然との触れ合いが楽しかった。金の世界から自然の世界へ。実際は店の商品を盗み売り払って贅沢していた。金が無ければ盗む。金の支配から逃れられなかった。一人暮らしが始まった。
29歳〜33歳
平成9年~平成13年
完全な裏社会へ:無店舗特殊風俗店の会社で働く。出会い系の電話版でテレクラと言う。サクラの女性に囲まれて、欲求と理性の戦いに明け暮れた。覚醒剤は常習化しストレスを解き放った。世俗社会での立場から理性でバランスを取り何とか生活した。覚醒と女性。
33歳〜34歳
平成13年~平成15年
求不得苦と執着:怨憎会苦の縁で成り立つ人間関係を見返したい気持ちで見合い結婚をする。全ては 金 の為に。愛は無く、金の為。金への欲求は生理的となっていた。他の物全て欲しがった。手段選ばず手に入れた。愛を金で売り、虚しさを得た。
34歳〜35歳
平成15年~平成16年
夢見た大資産家から無職へ:本格的に覚醒し、その世界の実相の探求が始まる。幻の世界か現実の世界か?幻視、幻聴では無いと確信した。物事は有為であると観た。しかし、理由が見当たらず苦しんだ。
35歳〜36歳
平成16年~平成17年
因果応報:金を得る方法を得た結果、友を疑い、金を信じた。結果、地獄のようだった。全ては金への執着から生まれている。この時に仏法と出会う。執着という因が悪果を生み報うじて苦となっていることに気 づけた。シンプルな法則を知った。
36歳〜39歳
平成17年~平成20年
八正道の実践:いい加減な生き方を変えたいと願い正しく生きる為に正しくいたいと心から思った。煩悩即菩提か。物事に正しく当たり、正しく考え行動した。現象にとらわれず、人の気持ちを大切に思った。しかし、揺らいでいた。
39歳〜40歳
平成20年~平成21年
世間から出世間へ:誓願⓵を書く。初めての涅槃。正しい生業で正しく生きたい。と思い物事の正しさを知った。様々な宗教や歴史を学び視野を広げる。この時の学びが今日に生きている。金儲けには関心が失せつつあった。
40歳〜41歳
平成21年~平成22年
仏性開花:仕事を通じて慈悲が生じて仏性が目覚めた。自分中心の苦の世界から利他の真なる世界へ移動した。このパラダイムを多くの人に起こしたい。と考えた。財産は手放し、仏道へ歩む準備をしたようだ。
41歳〜52歳
平成22年~令和2年
八正道を身につける:二度の刑務所生活で、親鸞聖人の本に思いを馳せイスラームシーア派の本を読んでは忍辱を憶えた。様々な歴史や宗教の本を読んだ。また、多くの異なる歴史や国の友が沢山出来た良い経験だった。
52歳〜54歳
令和2年~令和5年
令和3年10月20日大日如来
と成る
即身成仏となる:約2年9ヶ月の度重なる涅槃を迎え今日に至る。瞬く間に時が流れ全てが変わった。本来あるべき形となって。今、このようにして年表を書いていると歩んだ道がよく分かる。慈悲と知恵で、信から始まり信へと帰す。令和5年5月3日16時05分