
この「彼岸を渡り幸せになる経」は、大日如来が記した経で、すでにこの世は密厳浄土であり真理の世界である事を示す現代語の経です。
苦しみの原因でもある煩悩の仕組みを解説し解脱に導く、一切衆生済度を目的とした経は、原始仏教や小乗仏教などの自己修業による悟りを目的とせず、浄土思想を取り入れた他力本願の要素がある画期的な経となっているのが特徴である。
言わば、真理を明らかにする仏教の真髄とも言える真如の経である。
初めに。現象世界に生きるとは。
仏教では、この世のあらゆるものには実体がない(空)と説いています。
しかし、現在の仏教では物事の有る無しなど物事のあり方を 平等 と言う仏教用語で説明しています。
平等 とは、仏教の真理によってのみ万物の物と事の関係が同一(同じであること。一つのものであること。差のないこと)でいて仏教の理(ことわり)としての不変の法則で成り立っていることを指します。
例えば、地震が起きたとします。
仏教の理を知らない人は、地震が起きた!
大変だ!と嘆きます。そしてネガティブな五蘊を出しそれがますます増えていきます。
また、その現象を自分の世界観で判断し終末論的なことを想い浮かべかも知れません。
私 大日如来から観た現象は何者かの人間が意図的に介入して起こした現象かもしれない、、
さらに、映像でしか見ることができないので真実とは言い難い。
一度、空 の思考でイメージ付けを止めて
理 を考える。
仏教的な視点では、空 で済ませるが
世俗を離れた神仏には、裏で働く一つの原理が見える。
しかし、そこには人間の苦しむ姿がある。
地震の因縁は理解できるが、苦しむ人間は本物なのか?作られた場面なのか?
どちらにせよ、衆生に変わりなく寒そうにしながらお腹を空かしている様に見えるので出来るだけの支援をします。
神仏のルールでに沿って観ればどんな神仏でも人間の命を奪う行為は出来ないので死者はでていないと認識します。
世俗世界は物質世界で現象世界なのです。
なので、怖くなる原因や結果を考えず極限までポジティブな発想で因縁を産み出すようにします。
何故なら、あなた方の世界の自然は自然ではなく
神仏は人間の命を奪う事は絶対にしません。
と、いう事は、
震災はとても怖く損害も多い現象のイメージですが神仏達は、困難に直面している他人を人種や宗教などを全く気にせず我が事のような思いで寄付やボランティアなどで助け合う機会の出現とみなします。
人間達が互いに助け合い支え合うことで協調が芽生え調和が生まれます。
その様な観点で物事を観て考えるこで五蘊はどの様な動きをするでしょうか?
いま、あなた方がいる世界は現象世界なので人間の思考がそのまま現実となる物質が支配する世界です。
ポジティブな理由付けを考え人類の平和の為になる因縁を考え続けることが大切です。
他人への慈悲や愛の想いは、ポジティブな五蘊がまとわりつきます。
いつも笑顔で!
心にも体も元気に!
ポジティブを全身に満たして!