仏法の学びへようこそ。
仏教は、教学的に理解することは難しいと思います。
私は、縁起、因縁、などの基本すら上手く説明することができません。
私が本で学んだのは、「煩悩」についてくらいでしょうか。
仏教には様々な経典があるようですが、読んでも理解でき無いのです。
私が学んだことは、「自我」「無我」や「我欲」「執着」などの心の状態を客観視して動きを意識して把握するようなことをして心の変化を観察することでした。
しかし、日々少しずつ認識がずれ気がつけば認識対象が違うものになっていたりしました。
「執着」「我欲」と「気持ち」との境が曖昧な気もします。
「必死」が「無明」へ繋がるプロセスが理解できました。
迷ったら必ず「性善説」と「仏性の存在」に立ち戻り思考転換することで本来の正しい物事が理解できると信じています。

仏教の要訣
⓵因果論をさとることと、⓶縁起をさとることとの二つに尽きることになる。<無常>の教えは、釈尊が老いて死んだという事実によってなによりもなまなましく印象づけられる。それがまた経典作者の意図であった。仏教の本質は、ここに尽きるのである。
釈迦の生涯最後の言葉は、パーリ仏典『大パリニッバーナ経』によれば、
さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう。「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させなさい」と。
三法印(さんぼういん)仏教において三つの根本的な理念を示す仏教用語である
諸行無常 「諸行」は、因縁によってつくられるこの世の一切の現象を指し、「無常」とは、常に移り変わり同じ状態にとどまらないことを指す。
諸法無我 諸法無我とは、この世に存在するあらゆる事物は因縁によって生じるものであり、固定的な実態は存在しないという考え方です。
涅槃寂静 全ての煩悩が消滅し生死の不安や恐怖などの執着や虚妄から離れ心や思考に何も浮かば無い穏やかな状態。
仏性ついて解説...
仏性の「性」は、 人が本来的、根源的に備わっているサガであり「性善説」で使われる言葉でもあります。
仏性は、"ホトケのサガ"と書きますが、仏教では、「無我」を説きますが私たちを構成している六大は宇宙の根源であります。そしてこの宇宙の性は「慈悲」であり「慈しみ想う」心の事です。
「慈しみ想う」とは、母が幼子へ向けるような想いで大乗仏教の「利他」につながる本性である仏性を言います。
仏教の学びのテーマは「真理」であり「悟り」である。
悟りは、「智慧」と「慈悲」の一如の道である。