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  • 執筆者の写真大日如来

六大縁起にて宇宙一切の全ては、理事無礙法界となる。


「事」は世界に存在する物事のことです。

「理」は事と事の結びつきなど裏側に働く原理のようなものです。


ですから「理事無碍法界」は、世界の「事」が調和しあっている様子とその法則を何にもとらわれないで見ると言うことです。

 

※六大(地・水・火・風・空・識)が、大日如来の実相であり宇宙に遍く虚空に存在し事として縁起した。




梵天(ぼんてん)とは?

古代インド、バラモン教において最高位の神、宇宙万物の創造神・ブラフマーが前身といわれています。宇宙を維持するヴィシュヌ神、宇宙を破壊するシヴァ神と共に3大神の1人です。万物の根源または創造の定義の働き、概念は仏教(真言密教)において滅した。

 

梵天は仏教に取り入れられてからは仏法の守護神となり、護法善神の代表格として帝釈天と二神一対の像として祀られることが多い。


梵我一如とは、自然的世界の根本原理であるブラフマン(梵)と,人格的な自我の原理であるアートマン(我)との本体が同一無差別であるという思想。インド哲学の中で,特にウパニシャッドに基づくこ古代バラモン教の中心思想である。


しかし、仏教は無我と説く。即ち諸法無我。


密教において宇宙の構成要素は六大であり


「六大」とは、大日如来の宇宙の森羅万象を生成する根源的な本体即ち慈悲と智慧を指し、「地・水・火・風・空・識」は宇宙万有の構成要素である。



火風水空地識の六大は即ち宇宙。

・六つの要素。自然の中にある要素に衆生の誠の識(意識、心)が基となったもの。

 

宇宙即ち大日如来(慈悲と智慧)

 

大日如来(慈悲と智慧)は即ち仏法

 

仏法即ち無為法

 

無為法即ち万法





※万有万物の本質として不生不滅、不垢不浄、不増不減の真理であり宇宙万有にあまねく存在し根元をなす実体(物事がはたらきをするもとをなす存在)である大日如来の仏法の真理を真如という。


この道理を色心不二と云う。


万有とは物質世界を含めた精神世界。

万物とは物質世界。



令和6年6月25日

7時25分

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