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  • 執筆者の写真岡本浩治

本来無一物

更新日:2023年9月9日


・「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」とは

・自分が所有するものは本来ひとつもないという意味

・自分の持ち物やお金はもちろん、体さえもすべて借り物

・現世で多くのものを手に入れても、あの世に持っていけるものはひとつもない


法は人の為のものなり

心の道

即ち仏の道なり

然れど仏、人にあらずや

亦然れど仏、天にあらずや


是難解なり

身の程を知り

一物も持たず

よく耐え忍び

虚空より現れる


物事は摩訶不思議なり

世は無常である


諸々の囚われからの

解放の法則


是 仏法なり


仏法即ち

人の道なり


人の道は

仏の道に非ず

天の道に非ず


人の道辿りてや

師が迎え至る


われ仏に非ず処に

真理あり


己の頭垂れたる処

仏師顕りて仏弟子となり得


是 仏性ありて仏あれども

一切捨する処に仏法顕る


仏の心

御心あれど

分別の心非れば

師弟の絆顕ざること無し



令和五年八月二十九日

午前 深大寺湧水にて




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