昭和天皇のお言葉から察する同胞とは。
- 岡本浩治
- 2023年9月26日
- 読了時間: 2分
慈悲の心を以って万世を太平にするが為に仏法を国体とし仏法による統治の国として神国日本は神仏の国として自主独立するに至った。
昭和天皇のお言葉をご理解頂ければと思う。
一切衆生悉有仏性の言葉は、生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となる因素がある。と言う意味である。
仏になるとは、成仏するの意味であるが解脱や悟りといった表現もある。
私なりの考えで恐縮だが成仏とは心穏やかな絶対の境地に至る事だと思っている。
永続的な涅槃寂静の状態だとも思う。
一切を慈悲の心で感じ判断すれば自ずと世界は一つになる。
物事は多面的な解釈が出来るが悪と思われる事象の本質は善である事が悟りなのかも知れない。
現在に続く過去からの歴史には悪は存在しないと云うのが事実だと思う。
悪というのは絶対悪の事で必要悪とは違う。
必要悪とは、根本は善であり悪の振る舞いを必要とされていた善である事に気づけば一切は一つに和合する。
過去の歴史においての教訓は、争う事なく和合せよ。だと思える。
地球に存在する命は皆同胞であり別つ事はできないのだから。
歴史を考察するに地球上の一切は重々無尽に繋がり合っており影響し合っている事に気づく。
私は、一切衆生の苦しみを無くしたいと思う気持ちからどうしても一国ではなく全地球が視野に入ってしまう。
稍もすれば征服者の様に思えるかも知れない。
私はこの様な文章を書くときは欲が無い状態で書くことを心がけている。
無欲の心境に残る事は人々の幸せしか無い。
人々が幸せになる為には世界が平和で無ければならない。
世界が平和とは皆が同胞で有ると云う意識が侵されない状態だと思う。
「万世の為に太平を開かんと欲す」とは、 永久に変わらないことなく世の中がよく治まり平穏で平和であるを望むの意味。
なのでここでの同胞とは日本国だけではなく世界に向けた事なのだと思う。
グローバル社会となった現在では一国だけが平和となる事は不可能だと思える。
資源や食糧は地球規模で回っている。
やはり共同体として地球一国家になる時なのだと思う。
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